シュミレーションの成果は早くも崩れ
東大受験の一日目の朝、
私はホテルのビュッフェ会場にいた。
念のため、息子には朝食を摂る7分前に電話している。
約束の時間は午前7時だ。
何故20分過ぎに来るの?
12月のシュミレーション大作戦の時には、約束の時間の5分前に、しかも荷物までまとめてビュッフェ会場に着席していたではないかっ💧。
(;´・ω・)どぉぉゆぅぅこと?
なんか、
しょっぱなからシュミレーションの意味がなくなっていないか?か?
朝食を摂り、ホテルを出る予定時間が過ぎようとしている。
が、
隣の息子の部屋からはまだ出る様子がない。
LINEには緊張感のないふざけた返事が返ってくるし。
くるし。
いやな予感がする。
~腕時計~
本当に持っているのか?
廊下に出て待っていたら、息子が部屋から出てきた。
息子の腕には、
(;”∀”)腕時計がないじゃぁぁぁん。
ねぇ、腕時計は?
(´・_・`)「探したけど、なかった」
(´・_・`)「持ってきてキャリーの中にあるんだけど」
(;゚Д゚)何言ってるの?持ってないの?
(´・_・`)「ううん、キャリーの中にある筈なのに探してもない」
おいおいおいおいおいっ!!!
が、
そんなこと言っている時間はないのだ。
とにかく!今はないんでしょ?
(´・_・`)「うん・・・・・」
お母さんのを持っていきなさいっ!
ほらっ!!
と、
気分は明るく♪明るくぅぅ💦。
気を付けてね♪落ち着いてね♪
(;^ω^)にっこり♪
って、
_( _´ω`)_一日目からこれかよぉ、
時間に余裕をもってホテルを出る♪って予定は何処にいったのぉ?
シュミレーショォォォン!!
👆
(のび太の「ドラえもぉぉん!!」調でお願いします)
東大受験一日目の成果は顔を見て分かった
午後6時近くになって、息子がホテルに戻り私の部屋のドアをノックした。
ドアを開けた瞬間、分かった。
得意の数学が、駄目だったってこと。
・・・とにかく、晩御飯を食べに行こうか。
「もう一度もんじゃが食べたい」表情が喪失している息子が、リクエストした。実は昨晩も「眠れなかった」らしい。
(なのに、何故あんなにバタバタだったの?)
(あ、そうか、息子だからか💧)
「捨て問題なのに時間をかけ過ぎてしまった」
「難しかった」
息子はもう、完全に敗北を確信している表情をしている。
やばい、不味い。ヤツ(息子)は下手すると、明日の東大入試やる気なくして放棄するぞ。
・・・・💧、あのさぁ、東大の入試問題の数学さぁ、息子だけが難しかったわけないじゃん。
みんな難しかったんだよ。
国語は?
「国語は、理系にしては出来たと思う」
へぇぇ、良かったじゃん。
が、
もう完全に諦めモード。
数学が難しかったのは息子だけじゃないってば。明日は数学の次に得意な理科があるんだよね?国語はまあまあ取れたんでしょ?
大丈夫だよ、息子。
が、
なんでそうなるの?の、
二日目になるのであった。
続く、ってか?
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