3歳児で入園した最初の幼稚園は、

僅か入園1か月で

退園することになった。

2度目の幼稚園は

第1希望だった幼稚園が定員に達していて、

翌年の募集待ちの為の1年限定の幼稚園でした。

この幼稚園に来て良かったことがあった。

2度目の幼稚園に入園した息子は

相変わらず言葉は遅いし、

早生れの為体は小さいし、

体の大きなお友達がいる場所には

近れ寄れないほどのビビリ君ではあったけれど、

仲のいい親しい友達も出来て、

それなりに幼稚園を楽しんでいるように見えた。

それでも言葉が荒かったり、

行動が乱暴だったりするお友達には怯えがあり、

担任の先生から

「息子さんは怒られた事がないんですか?」

と聞かれた。

人が大したことでもないのに~怒る~

これが息子には理解出来なかったから。

はい、

その通りです。

私の考えとして、

~子供は3歳になるまで怒る必要はない~

という確信を持っていたから。

実際に3歳までの子供は

悪いことなどなにもしなくて、

全ては親が大人が気を付ければいいことばかりで

息子自身も何も悪いことなどしなかったから。

お陰で明るく穏やかな3歳児に育ったけれど、

その弊害として

先生に注意を受ける性格になってしまっていた。

どうにも他人の怒りが怖い、理解できない。

そこで決めたのです。

3歳からの柔道を。

本人の希望で

空手も4歳から習い始めることになりますが、

これが!!

中学になってもドンデモナイ弱さ。

3歳から柔道!4歳から空手!なのに!!

不真面目ではないのに・・・・。

尊敬するよ、息子。

それでもこのふたつの習い事が、

息子を精神的に支えてくれることになるのです。

小学校が荒れていた時でも、

一応柔道と空手を習っている息子は

弱いといっても習っていない子供よりは強いので

いじめの対象にはならず、

多少怖い先生や先輩がいたとしても平気。

しかも、

礼儀は叩き込まれるので

目上の方から愛されるのです。

2度目の幼稚園は、

予定通り1年で離れることになりましたが、

息子にとって力となる切っ掛けを与えてくれた

縁のあった幼稚園でした。

ところで、

親から怒られていない息子は弱すぎる

と担任の先生から言われた私はこう答えました。

「息子の10年後は強くなっています」

「今は弱いけれど、10年後は強くなっています」

「そう育てます」

大会では確かに10年後も弱かった。

でも、

息子は確かに10年後、強くなっていた。

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